
作った画像をそのままChatGPTに貼って、決まった5つの観点で100点満点の採点をしてもらえます。
点数だけでなく、一番の問題と、直す順番と、具体的な直し方まで返ってきます。
人に見てもらえる環境がなくても、自分で自分の作ったものを見られるようになります。
1. 「ダサい」の正体
自分で作ったバナーやサムネを見て「なんかダサい」と思うこと、ありますよね。
あれは、センスが無いから起きているわけではありません。見てほしいものの順番が決まっていないまま、全部を同じ強さで置いてしまっているだけです。
順番さえ決まれば、同じ素材のままでも急に見られる形になります。だからここでは、センスの話は一回横に置いて、順番が決まっているかどうかを機械的に採点していきます。
2. 採点する5つの観点
この5つだけ見ます。増やすと判断がぶれるので、増やさないでください。
① 一番に見てほしいものが決まっているか
見るもの:目を開けて最初に飛び込んでくるものが、伝えたいことと一致しているか。
点が低い時:全部が同じくらい目立っていて、どこから読めばいいか分からなくなっています。
② 余白が足りているか
見るもの:文字や写真のまわりに、息をつける隙間が残っているか。
点が低い時:情報を全部入れようとして詰まっていて、どれも読まれないまま流されます。
③ 色の数
見るもの:使っている色が3色を超えていないか。目立たせるための色が1か所だけに絞れているか。
点が低い時:色があちこちで主張し合って、どれが大事なのか分からなくなっています。
④ 文字の大きさの差
見るもの:一番大きい文字と一番小さい文字が、はっきり別物に見えるくらい差がついているか。
点が低い時:全部が中くらいの大きさで、読む前から疲れる見た目になっています。
⑤ ぱっと見で何の話か分かるか
見るもの:手元のスマホで小さく表示した時に、何の話か分かるか。
点が低い時:拡大すれば分かるけど縮めると読めない、という状態になっています。
3. メインの添削プロンプト
画像をChatGPTに貼って、そのまま下を貼り付けてください。【 】の中だけ書き換えます。
この画像を見て、下の観点でデザインの採点をしてください。 ■ この画像の前提 - 使い道:【どこで使う画像か】例:Xの記事のサムネ - 届けたい相手:【誰に見てほしいか】例:デザインを副業にしたい30代の会社員 - 一番に伝えたいこと:【一言で】例:無料でここまで作れる ■ 採点する観点(各20点・合計100点) 1. 一番に見てほしいものが決まっているか(最初に目に入るものが、一番伝えたいことと一致しているか) 2. 余白が足りているか(文字や写真のまわりに隙間が残っているか) 3. 色の数(色が3色を超えていないか。目立たせる色が1か所に絞れているか) 4. 文字の大きさの差(一番大きい文字と一番小さい文字が、はっきり分かれているか) 5. ぱっと見で何の話か分かるか(スマホで小さく表示した時に成立するか) ■ 出力の形(この見出しを、この順番で使ってください) ## 採点表 表にしてください。列は「観点 / 点数 / そう付けた理由」の3つです。理由は1行にしてください。 ## 合計点 〇〇点 / 100点 とだけ書いてください。 ## 一番の問題 1つだけ書いてください。2つ以上は書かないでください。 ## 直す順番 直した時に見た目が変わる度合いが大きい順に、3つまで並べてください。 ## 具体的な直し方 「直す順番」の1〜3について、それぞれ「どこを」「どう変えるか」を1〜2行で書いてください。 ■ 守ってほしいこと - 点数は5点刻みでつけてください - ほめる言葉と励ましは書かないでください - 「〜かもしれません」ではなく、言い切ってください - 直し方は、手を動かせる具体さで書いてください(「バランスを整える」のような言い方は禁止)
出力の形まで指定しているので、何枚採点しても同じ形で返ってきます。同じ形で返ってくると、前に採点した画像と比べられるようになります。
4. 用途別の追加プロンプト3本
見る観点は同じです。違うのは、何を優先して見るかだけ。用途に合わせて使い分けてください。
① Xのサムネ用(厳しめに見てもらう)
この画像を見て、Xのタイムラインに流れてくるサムネとして採点してください。 観点は5つ、各20点です。 1. 一番に見てほしいものが決まっているか 2. 余白が足りているか 3. 色の数(3色以内か・目立たせる色は1か所か) 4. 文字の大きさの差 5. ぱっと見で何の話か分かるか ただし、次の優先順位で厳しく見てください。 - 最優先は「5. ぱっと見で何の話か分かるか」。スマホで小さく表示された状態を前提に、読めない文字は読めないと書いてください - 次に「4. 文字の大きさの差」。指を止めるのは一番大きい文字なので、そこが弱ければ大きく減点してください - 迷った時は低いほうの点をつけてください 出力は「## 採点表/## 合計点/## 一番の問題/## 直す順番/## 具体的な直し方」の順で、 点数は5点刻み、ほめ言葉なしでお願いします。
② Instagramの投稿1枚目用
この画像を見て、Instagramの投稿の1枚目として採点してください。 観点は5つ、各20点です。 1. 一番に見てほしいものが決まっているか 2. 余白が足りているか 3. 色の数(3色以内か・目立たせる色は1か所か) 4. 文字の大きさの差 5. ぱっと見で何の話か分かるか 優先して見てほしいのは次の2つです。 - 「1. 一番に見てほしいものが決まっているか」。1枚目は続きを見てもらうための入口なので、 ここで伝えたいことが1つに絞れているかを最も重く見てください - 「2. 余白が足りているか」。四隅と上下の端は他の表示が重なる場所なので、端に文字が寄っていたら指摘してください 出力は「## 採点表/## 合計点/## 一番の問題/## 直す順番/## 具体的な直し方」の順で、 点数は5点刻み、ほめ言葉なしでお願いします。
③ お客さんに出す提案資料用
この画像を見て、お客さんに提出する提案資料の1ページとして採点してください。 観点は5つ、各20点です。 1. 一番に見てほしいものが決まっているか 2. 余白が足りているか 3. 色の数(3色以内か・目立たせる色は1か所か) 4. 文字の大きさの差 5. ぱっと見で何の話か分かるか 優先して見てほしいのは次の2つです。 - 「3. 色の数」。仕事で出すものなので、色が増えているだけで信用が下がります。多ければはっきり指摘してください - 「2. 余白が足りているか」。詰まっているほど雑に見えるので、削れる要素があれば「何を削るか」まで書いてください あわせて、目上の相手に出して失礼に見える箇所があれば「## 気になった点」として最後に足してください。 出力は「## 採点表/## 合計点/## 一番の問題/## 直す順番/## 具体的な直し方」の順で、 点数は5点刻み、ほめ言葉なしでお願いします。
5. 添削の結果を、そのまま直しに繋げるプロンプト
採点してもらって終わりにすると、結局どう直すか分からないまま止まります。指摘を、画像を作り直すための指示文に変えてしまいましょう。
採点したのと同じ会話の続きで、そのまま貼り付けてください。
いま出してくれた「直す順番」の1番と2番だけを反映した、画像を作り直すための指示文を書いてください。 条件は5つです。 - 元の画像の雰囲気と色は変えないでください。直す箇所だけを直してください - 指示文は日本語で、そのまま画像生成に貼れる形の文章にしてください - 文字を入れる場合は、入れる文言をかぎ括弧でそのまま書いてください - 「おしゃれに」「いい感じに」のような曖昧な言い方は使わないでください - 指示文は1つだけ出してください。案を並べないでください 出力の形 ## 作り直しの指示文 (ここに指示文をそのまま) ## この指示で変わるところ (箇条書きで2〜3行)
別の会話で使う時は、1行目を「下の指摘だけを反映した、画像を作り直すための指示文を書いてください。指摘:【採点で出た内容を貼る】」に差し替えれば同じように動きます。
出てきた指示文は、ChatGPTの画像生成にそのまま貼れます。ChatGPTの画像生成(GPT Image 2.5)は2026年9月8日に公開されていて、無料の料金プランを含めて全プランで使えます(1日に作れる枚数には上限がある場合があります)。
6. 採点シート
AIを使わず自分で見る時も、この表をそのまま使えます。手元のメモに写しておいてください。
| 観点 | 見るところ | 点数 |
|---|---|---|
| ① 一番に見てほしいもの | 最初に目に入るものが、伝えたいことと一致しているか | /20 |
| ② 余白 | 文字や写真のまわりに隙間が残っているか | /20 |
| ③ 色の数 | 3色以内か。目立たせる色が1か所に絞れているか | /20 |
| ④ 文字の大きさの差 | 一番大きい文字と小さい文字が、はっきり分かれているか | /20 |
| ⑤ ぱっと見 | スマホで小さく表示した時に、何の話か分かるか | /20 |
| 合計 | /100 |
合計点の目安は3段階で持っておくと、迷う時間が消えます。
| 合計点 | どうするか |
|---|---|
| 85点以上 | そのまま出して大丈夫です |
| 60〜84点 | 「直す順番」の1番だけ直してから出しましょう |
| 59点以下 | 部分的に直すより、作り直したほうが早いです |
7. 使う時の注意
AIが出した点数を、正解として扱わないでください。
点が低くても、届けたい相手に刺さっているならそれで勝ちです。点数はあくまで「どこから手をつけるか」を決めるための道具なので、判断そのものは手放さないでおきましょう。
まずこれだけやるなら
今いちばん気になっている自分の画像を1枚だけ選んで、メインの添削プロンプトを通してみてください。返ってきた「直す順番」の1番だけを直して、もう一度採点する。ここまでやると、点数が動く感覚が一回で分かります。
9/24・9/26・9/27の3日間、まとさんと一緒にセミナーをやります。3日とも同じ内容なので、都合のいい日に一度だけ来てもらえれば大丈夫です。
